専門看護師会
- 専門看護師会
journal of evaluation in clinical practiceへの論文acceptについて
専門看護師会専門看護師会について
専門看護師としての役割課題について、 それぞが専門性をもって活動し院内外の看護職員の看護実践能力の向上、患者さんの権利遵守に寄与することを任務とし、平成26年度から 札幌医科大学附属病院に所する専門看護師、専門看護師護師教育課程修了者を構成員として発足しました。
専門看護師会の目的
専門看護師の実践活動に対する相互支援と協働の機会として、各専門看護師の活動を支援し、医療・看護の質の向上に貢献することを目的としています。
専門看護師会の活動内容
- 院内の教育活動
院内研修の講師や看護研修の企画・運営の支援を行っています。 - 研究活動
専門看護師活動の評価など、専門看護師会としても研究を行っています。 - 院内ラウンドの実施(月1回)
院内全体の看護の質の向上のため、困りごとや相談したいことを専門看護師が直接各部署に行って確認するという院内ラウンドを実施しています。 - 定例会議・事例検討会
院内ラウンドでの相談内容などを定例会議で情報共有し、事例検討、相談対応の確認を行っています。
対応の難しい場合でも専門看護師会で相談・助言を得ることでよりよい対応策をフィードバックすることができ、専門看護師としての対応力向上につながっています。また、個人としての専門看護師活動を報告することで、役割遂行に関する手がかりやこれからの活動への活力を得ることができます。 - 院外向けの教育活動
院内だけではなく、地域全体の看護の質向上に貢献するため、院外向けの研修会などを企画・運営しています。 - プレCNSへの支援
CNSコースを修了し、専門看護師を目指す人も専門看護師会に参加することができます。院内での専門看護師の役割や実際の活動がわかり、自分が活動していく上での素地をつくることができます。
それぞれの道に進んだ人の声(令和6年度)
急性・重症患者看護専門看護師
Q. 専門看護師を目指したきっかけを教えてください。
→重症患者の回復を支援するためのケアを学びたかったからです。Q. 現在の活動を教えてください。
→集中治療室でスタッフとして勤務しながら、呼吸サポートチーム、急変対応部会の活動、RRS、院内研究のフォローをしています。メッセージ
集中治療を必要とする患者に対して、最新のエビデンスを用いながら患者の回復のために様々なアプローチをしています。臨床現場で培った豊富な経験を活かし、患者と向き合いながら最善の看護ケアを提供することが専門看護師としてのやりがいにつながっています。今後も、自身の実践力と教育力・倫理観を培い、重症患者や集中治療を必要とする患者へのケアに焦点を当て自身の知識を広く医療者へ共有したいと考えております。さらに、看護の分野で国内外から注目される臨床と研究拠点として確立することを目指したいです。
また、自身の研究として集中治療後症候群や重症患者の睡眠、病院前救護に関する研究を行っています。