札幌医科大学附属病院 看護部

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看護部長挨拶

 2025年4月から11代目の看護部長として就任しました團塚恵子です。

 看護部の理念は、「生命の尊厳と人権の尊重を看護の基盤とする」「社会と医療の動向を的確に捉え、時代の要請に応えた看護を提供する」「常に看護の本質を追求し、科学的で創造的、かつ主体的に看護を実践する」であり、この理念に基づいた看護を提供しています。

 近年の医療技術の進歩や人々の権利意識の高まり、価値観の多様化等により、看護職は多くの倫理的課題に直面するようになりました。看護部では、高い倫理観を基盤に責任ある行動ができる看護職の育成を大切にしています。

 看護職の個々の背景も多様化しており、ワークライフバランスの向上などにより、育児中の看護師に働きやすい環境が提供され、退職することなく自己のキャリアを考えながら、働き続けることも可能になりました。看護キャリア支援センターのキャリア支援部門では看護職員のキャリア形成を支援する事業を展開しているほか、当部のワークライフバランス支援委員会では働きやすい職場づくりを目指し、ハラスメント防止対策を行うとともに2交代制勤務の導入に向けて取り組んでいます。

 患者中心の看護を基盤に、看護師としての高いモチベーションを保ちながら、看護の誇りを大切にして北海道に求められる魅力的な病院づくりを一緒に目指していきましょう。

副院長・看護部長 兼 看護キャリア支援センター長
團塚 恵子

 札幌医科大学附属病院の看護職員は患者さん一人ひとりの人権を尊重し、 十分な説明と同意のもとにケアを行い、安全で質の高い看護を提供します。基盤となるのは倫理に基づく責任ある行動です。5段階のクリニカルラダーとレベルに応じた研修プログラムで自立した看護職員を育てます。
 看護キャリア支援センターでは附属病院看護部と保健医療学部・助産学専攻科の連携のもと、看護職員のキャリア形成を支援しています。新採用職員には新人看護職員研修ガイドラインに添った充実した教育を提供し、職場適応支援として個別の面談も定期的に行い、職員を支えます。

 認定看護師や専門看護師などキャリアアップへの途も広く開かれています。ロールモデルとなる先輩達がたくさんいます。札幌医科大学附属病院で看護師としての第一歩を踏み出しませんか。

副院長・看護部長 兼 看護キャリア支援センター長

工藤 美幸

看護部の理念・目標

札幌医科大学附属病院の看護職員は、道内における看護の発展に寄与する使命と最先端の医療を担う医療チームの一員としての役割を自覚し、発展的で創造的な看護を実践する責務を負う。

看護部の理念

  1. 生命の尊厳と人権の尊重を看護の基盤とする。
  2. 社会と医療の動向を的確に捉え、時代の要請に応えた看護を提供する。
  3. 常に看護の本質を追求し、科学的で創造的、かつ主体的に看護を実践する。

看護部の目標

  1. 看護の対象を自立した個人として尊重し、共に考えることを基本にした信頼される看護を行う。
  2. 患者さん、家族のニードを的確に把握し、常に安全で効果的な看護を提供する。
  3. 患者さんにとって安全で快適な療養環境を提供する。
  4. 研究・学習活動を積極的に行い、提供する看護の質の向上を図ると共に、自己の研鑽に努める。
  5. 人間として、職業人として成長を図り、組織の一員としての自覚を持ち、責任を果たす。

看護部ロゴマーク

ロゴマークの意味するもの

生命、人、地域をモチーフにしたアイコンでハートの形を構成し、【信頼】を意味します。
【人(患者さん)】を中心に、看護の【目】を配り、【手】を差しのべ支えます。
【太陽と月】は24時間患者さんを見守ることを表し、生命の象徴【太陽】は患者さんを、そして地域「北海道」「札幌=ライラック」をあたたかく照らします。
患者さんが健康で安心して暮らせる、また看護職がのびのびと成長していけるフイールドを【ハート】の形でまとめています。

私たちの目指す看護

輝かしい21世紀の看護を築くため、あらゆる変化に臆することなく英知をもって対応すると共に、温かな心のこもった看護の提供を目指しています。
患者さんを自立した個人として尊重し、セルフケア能力を最大限に発揮できるよう、患者さんと共に考え、看護が提供できることを目指しています。
安全で快適な療養環境と、科学的・専門的判断に基づいた質の高い看護サービスを提供する人間性豊かな看護師であることを目指しています。

職員に期待すること

  • 自立・自律して物事を考え対応する。
  • 常に真摯であり、自分の行ったこと、行わないことの結果に責任を持つ。
  • 自分の提供する看護の質に自信を持って保証できる。
  • 組織の一員として自覚を持ち、変化を恐れずに勇気を持って前向きに挑戦する。
  • 看護の専門職にある者としての自覚を持って、名誉と誇りにかけて生産、自己研鑽し続ける。
  • 医療職にある者として、良好な人間関係を保つことができる。
  • 感性を磨き、いつも若々しく、感動する心を忘れずに。